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東京都の補助金

東京都の蓄電池助成は2026年10月から何が変わる?SII登録機器の確認方法

東京都(クール・ネット東京)の蓄電池助成は、2026年10月1日以降の事前申込からSII登録機器が要件になりました。SIIとは何か、なぜ登録が必要なのか、検討中の機種を型番で確認する方法と事前申込のタイミングを解説します。

最終更新日:公開日:編集・運営:SOLAR SHIFT / 株式会社サイプレス

東京都(クール・ネット東京)の「家庭における蓄電池導入促進事業」は、2026年度も10万円/kWhの助成が続いています。ただし、2026年10月1日以降に事前申込をする場合、助成対象機器は「SIIが登録している機器」に限られるという要件が加わりました。これから蓄電池を検討する方にとっては、機種選びに直結する変更です。この記事では、SIIとは何か、なぜ登録が要件になるのか、検討中の機種をどう確認するか、そして事前申込のタイミングを整理しました。

結論:10月以降の事前申込は「SII登録機器」だけが対象

2026年10月1日以降に東京都の蓄電池助成へ事前申込をする場合、助成対象機器はSII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)が登録している機器に限られます(2026年10月1日時点のクール・ネット東京公式情報)。

助成額の考え方自体は変わっていません。

項目内容
蓄電池パッケージ(新規)10万円/kWh(助成対象経費(税抜)が上限)
DR実証に参加しない場合の上限原則120万円/戸
蓄電池ユニット増設6万円/kWh(DR不参加時 上限72万円/戸)
事前申込2026年5月29日開始
交付申請兼実績報告2026年6月30日開始
2026年10月1日以降の事前申込SII登録機器に限る

つまり「いくらもらえるか」ではなく「どの機器なら対象か」が変わった、と理解すると分かりやすいでしょう。

SIIとは何か

SIIは「一般社団法人環境共創イニシアチブ」の略称です。国の補助事業の執行団体のひとつで、たとえば令和7年度補正のDR家庭用蓄電池事業もSIIが執行しています。

東京都の公式案内は、「補助対象機器としてSIIが登録している機器に限る」としています。葛飾区のかつしかエコ助成金も、蓄電池は、国のZEH支援事業でSIIに補助対象機器として登録されているものを対象にしています(区の案内)。

なぜ登録機器に限られるのか

公式案内に、変更の理由の詳細は書かれていません。利用者側から見ると、次の2点を意識しておくとよいでしょう。

  • 登録されていない機種は、性能にかかわらず都の助成の対象外になる
  • 登録の有無はメーカー名ではなく「型番」単位で決まる

同じメーカーでも、シリーズや型番によって登録状況が違うことがあります。「有名メーカーだから大丈夫」とは考えず、型番で確認することが大切です。

登録の有無を確認する3つの方法

1. メーカーに型番で問い合わせる

最も確実なのは、検討中の蓄電池の型番をメーカーに伝え、SII登録の有無を確認する方法です。メーカーのサイトやカタログに登録状況が記載されている場合もあります。

2. 施工店に確認を依頼する

見積もりを依頼している施工店に「この型番はSII登録機器ですか」と確認します。見積書に型番が明記されているかもあわせてチェックしてください。型番が書かれていない見積書は、そもそも照合ができません。

3. SIIの公式一覧で照合する

SIIは、登録済みの製品の一覧を公開しています。葛飾区の助成の申し込みでも、この一覧から該当する範囲を印刷して提出します(区の手引き)。型番で照合し、確認した日付と結果を控えておきましょう。申込の直前にも、もう一度見ておくと安心です。

機種選びの全体的な考え方は蓄電池の選び方ガイドにまとめています。

事前申込のタイミングと手続きの順番

東京都の蓄電池助成は「事前申込→工事→交付申請兼実績報告」の順番です。事前申込は2026年5月29日に始まっており、交付申請兼実績報告は2026年6月30日から受付が始まっています。

これから申し込む方は、次の順番で進めると手戻りが少なくなります。

  1. 検討中の機種がSII登録機器かを型番で確認する
  2. 施工店の見積書に型番と蓄電容量(kWh)が明記されているか確認する
  3. 事前申込を行う
  4. 工事を行い、交付申請兼実績報告を提出する

また、公式案内には「都および公社の他の同種の助成金の交付を重複して受けることはできません」とあります。国や区市町村の補助金を受ける場合は、都の助成との合計が助成対象経費を超えない範囲で交付されます。制度の全体像は東京都の補助金ページで解説しています。助成金は公社の予算の範囲内で交付されるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。

まとめ

2026年10月1日以降、東京都の蓄電池助成は事前申込の段階でSII登録機器であることが求められます。助成額(10万円/kWh)は変わりませんが、機器の選び方が変わりました。メーカー・施工店・公式一覧の3つで型番を照合し、確認してから事前申込に進むのが安全です。

SOLAR SHIFT(運営:株式会社サイプレス)では、SII登録の確認を含めた機種選びと、事前申込から工事までのスケジュール整理をお手伝いしています。お問い合わせフォームからご相談ください。

この記事に関するよくある質問

SIIとは何ですか?

SIIは一般社団法人環境共創イニシアチブの略称で、DR家庭用蓄電池事業(令和7年度補正)など国の補助事業を執行している団体です。東京都の公式案内は、2026年10月1日以降に事前申込をする場合、補助対象機器としてSIIが登録している機器に限る、としています。

検討中の蓄電池がSIIに登録されているか、どう確認しますか?

メーカーや施工店に、型番を伝えて登録の有無を確認するのが確実です。SIIは、登録済みの製品の一覧を公開しています。カタログ名ではなく型番で照合し、確認した日付と結果を控えておくと安心です。

10月より前に事前申込を済ませていれば影響はありませんか?

公式案内では「2026年10月1日以降に事前申込をする場合」にSII登録機器が要件とされています。申込の時期や機器変更があった場合の扱いは個別の判断になるため、クール・ネット東京に確認してください。

ほかの質問も見る(よくある質問) →

補助金情報についてのご注意(2026年10月1日時点)

  • 当ページの補助金・助成金の情報は 2026年10月1日 時点で各自治体・団体の公式情報を確認して掲載しています。制度は予告なく変更・終了される場合があります。
  • 実際の対象可否・助成額は、住宅の条件、導入する機器、申請時期、予算の状況などにより異なります。必ず補助金が交付されることを保証するものではありません。
  • 複数の制度の併用は、公式資料で確認できた範囲で記載しています。併用できる場合も、補助金の合計は助成対象経費が上限です。
  • 最新情報は必ず葛飾区・東京都(クール・ネット東京)・国の公式サイトをご確認ください。

参考資料

  1. 1.クール・ネット東京「令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業」
  2. 2.SII「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」
  3. 3.東京都「家庭における蓄電池導入促進事業 実施要綱」
  4. 4.葛飾区「令和8年度 個人住宅用 かつしかエコ助成金のご案内(事前協議分)」
  5. 5.葛飾区「蓄電池手引き(個人住宅)」

制度・金額に関する記述は、参考資料に示した一次情報で確認したものです。記事の作り方と、公開前の確認の手順は編集方針にまとめています。

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