東京都の蓄電池助成は2026年10月から何が変わる?SII登録機器の確認方法
東京都(クール・ネット東京)の蓄電池助成は、2026年10月1日以降の事前申込からSII登録機器が要件になりました。SIIとは何か、なぜ登録が必要なのか、検討中の機種を型番で確認する方法と事前申込のタイミングを解説します。
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導入ガイド
2025年4月に始まった制度の対象、既存住宅の扱い、新築を建てる人・買う人に求められること、都の試算を、東京都の資料で整理します。
このページの結論
東京都の太陽光パネル設置義務化は、2025年4月に始まった「東京都建築物環境報告書制度」です。義務を負うのは、年間の都内供給延床面積が合計2万㎡以上の大手ハウスメーカー等の事業者で、新築の建物だけが対象です。すでに建っている住宅は対象外で、後から太陽光パネルを載せる義務はありません。
東京都は、2025年4月から、新築住宅等への太陽光発電設備の設置や、断熱・省エネ性能の確保等を義務付ける制度を始めました。制度の名前は「東京都建築物環境報告書制度」です。
対象は、延床面積2,000㎡未満の、中小規模の新築建物です。注文住宅や建売住宅も、この対象に入ります。
東京都の資料では、対象の事業者の義務は、次の5つです。
大手ハウスメーカー等年間の都内供給延床面積が合計2万㎡以上の事業者太陽光パネルの設置などの義務がある
新築を建てる人・買う人注文住宅の施主、建売住宅の購入者など契約の前に、事業者から環境性能の説明を受けて判断する
いま住んでいる家すでに建っている住宅制度の対象外。後から載せる義務はない出典:東京都環境局「太陽光パネル設置に関するQ&A」(令和8年4月1日)、広報東京都2025年3月号
義務を負うのは、住宅を建てる人や買う人ではなく、ハウスメーカー等の事業者です。東京都のQ&Aによると、対象は年間の都内供給延床面積が合計20,000㎡以上の事業者で、都内の大手住宅メーカー約50社が対象になる見込みです。都内の年間新築棟数の半数程度の規模を想定しています。
年間供給5,000㎡以上の事業者は、希望すれば、都の承認を受けて任意で参加できます。
東京都のQ&Aによると、どの建物に太陽光パネルを設置するかは、義務の対象の事業者が、日照などの立地条件や住宅の形状等を踏まえて判断します。事業者が供給する建物全体で、設置の基準を達成する仕組みです。
屋根の面積が一定の規模に満たない住宅などは、基準の算定から外せます。たとえば、南を含む東から西向きまでの屋根と水平の屋根のうち、最も大きい屋根の水平投影面積が20㎡未満、といった条件です。屋根の北面も、算定から外せます。
太陽熱や地中熱の利用も、義務の履行に使えます。東京都のQ&Aでは、太陽光パネル2kWの設置と同等に評価するとしています。
東京都の資料によると、対象の事業者は、注文住宅の施主や建売住宅の購入者等に、契約までに、断熱・省エネ・再エネ等の環境性能を書面で説明します。施主や購入者等は、その説明を判断材料にして、注文や購入を決めます。
説明を受けたら、太陽光パネルの容量、設置の有無、そのほかの環境性能を確かめておくと、あとで比べやすくなります。
東京都の資料では、新築だけが対象で、既存の物件は対象外です。すでに建っている住宅に、後から太陽光パネルを載せる義務はありません。
いまの家に太陽光発電を載せるかどうかは、住む人が決めることです。載せる場合は、東京都と区の補助金を使えます。制度の全体像は補助金の総合ページ、東京都の助成は東京都の補助金のページにまとめています。
東京都は、太陽光パネルを設置した場合の経済性を試算して、公表しています。令和7年10月時点、東京都区部・2人以上の世帯を想定した試算です。
| 項目 | 東京都の試算(4kWの場合) |
|---|---|
| 初期費用 | 117万円 |
| 回収できる計算の年数 | 13.8年程度。都の試算で想定した補助(10万円/kW)を使うと8.4年程度 |
| 30年間の支出と収入の差 | 87万円程度。補助を使うと127万円程度 |
| 試算の条件 | 売電単価 24円/kWh(1〜4年目)・8.3円/kWh(5〜10年目)・8.5円/kWh(11〜30年目)、電気料金 33.50円/kWh、期間中にパワーコンディショナを一度交換(33万円) |
東京都は、一定の条件をもとに算出したもので、今後の状況の変化で変わる場合があるとしています。期間中に点検費用(1回約5万円)がかかる場合があり、リサイクルの際には約30万円の費用が別にかかるとも書いています。わが家の数字で考えるときは、回収年数の計算の考え方と試算をお使いください。
東京都のQ&Aによると、京都府・市(2022年から)、群馬県(2023年から)、川崎市(2025年から)が、新築建物等への設置を義務化しています。仙台市(2027年から)と長野県(2028年から)は、開始の予定です。
千葉県松戸市と相模原市でも、制度の導入に向けた検討が始まっていると、東京都のQ&Aは書いています。
東京都の制度の相談は、クール・ネット東京のワンストップ相談窓口が受け付けています。電話は03-5990-5236で、受付時間は平日9時〜17時です。
既存の住宅に太陽光発電や蓄電池を載せる相談は、SOLAR SHIFT でもお受けしています。区と都の補助金を整理し、申請の順番からご案内します。現地調査・お見積もりは無料です。
2025年4月に始まりました。東京都建築物環境報告書制度という名前で、新築住宅等への太陽光発電設備の設置や、断熱・省エネ性能の確保等を、大手ハウスメーカー等の事業者に義務付けています。
ありません。東京都の資料では、新築だけが対象で、既存の物件は対象外です。載せるかどうかは、住む人が決めます。載せる場合は、東京都と区の補助金を使えます。
必ずではありません。東京都のQ&Aによると、どの建物に設置するかは、義務の対象の事業者が、日照などの立地条件や住宅の形状等を踏まえて判断します。屋根が小さい住宅などは、基準の算定から外せます。
東京都のQ&Aによると、年間の都内供給延床面積が合計20,000㎡以上の事業者で、都内の大手住宅メーカー約50社が対象になる見込みです。個々の会社が対象かどうかは、建てる会社に確かめてください。
東京都の試算(令和7年10月時点・4kW)では、初期費用117万円を13.8年程度で回収できる計算です。都の試算で想定した補助(10万円/kW)を使うと8.4年程度です。条件によって変わるため、わが家の数字で確かめてください。
補助金情報についてのご注意(2026年10月1日時点)
東京都(クール・ネット東京)の蓄電池助成は、2026年10月1日以降の事前申込からSII登録機器が要件になりました。SIIとは何か、なぜ登録が必要なのか、検討中の機種を型番で確認する方法と事前申込のタイミングを解説します。
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ご相談・お見積もりは無料です
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