葛飾区の併設加算5万円|既設の太陽光に蓄電池を後付けしたら
既設の太陽光に蓄電池を足す場合も、かつしかエコ助成金の併設加算(一律5万円)は対象です。区の案内で確認できる加算の仕組み、追加で出す売電確認書類、事前協議から完了報告までの順番を整理しました。
太陽光がすでにある家に蓄電池を足す場合も、かつしかエコ助成金の併設加算(一律5万円)の対象です。葛飾区の案内では、併設加算は、一方が既設の機器に併設する場合と、両方を同時に設置する場合のどちらも対象とされています。ただし、既設の太陽光に蓄電池を併設するときは、売電していることを確認できる書類の写しを追加で出します。発行から3か月以内のものです。この記事では、加算の仕組みと追加書類、手続きの順番を整理します。
既設の太陽光に蓄電池を足しても、併設加算は対象です
葛飾区のご案内(令和8年度 個人住宅用・事前協議分)では、併設加算の対象は2つの場合です。1つは、一方の機器が既設で、もう一方を併設する場合です。もう1つは、両方の機器を同時に設置する場合です。
太陽光がすでに屋根にある家に、あとから蓄電池を足す場合は、1つ目の、一方が既設の場合にあたります。蓄電池だけを後付けする申し込みでも、併設加算の対象になります。
ただし、助成の対象者は、区内の自ら居住する住宅に、新たに対象機器等を導入する個人です。申し込むのは、これから導入する蓄電池になります。
また、区の助成には、過去10年間に同じ建物・同じ種類の機器で区の助成を受けていないこと、という条件があります。既設の太陽光を区の助成で付けたかどうかが気になる方は、申し込む前に区の窓口で確かめてください。以上は2026年10月1日時点の葛飾区の公式情報です。
併設加算の5万円は、蓄電池の助成とは別に加算されます
区の公式サイトに載っている、太陽光・蓄電池まわりの助成額は次のとおりです(2026年10月1日時点の葛飾区の公式情報)。詳しくは葛飾区の補助金のページもご覧ください。
| 項目 | 助成額 |
|---|---|
| 太陽光発電システム | 6万円/kW、上限30万円 |
| 蓄電池 | 助成対象経費の1/4、上限20万円 |
| 太陽光+蓄電池 併設加算 | 一律5万円 |
区のよくあるご質問では、併設加算は、太陽光と蓄電池のどちらかに上乗せするのではなく、独立して「太陽光発電システム・蓄電池併設加算」として5万円が加算される、と説明されています。
蓄電池の1/4は、助成対象経費(機器の本体価格+工事代)にかかります。計算上は、助成対象経費が80万円以上だと、1/4が20万円以上になるため、上限の20万円で頭打ちになります。助成金額の1,000円未満は切り捨てです。この表は区の助成だけの金額で、東京都の助成は別の制度で決まります。
既設の太陽光があるときに追加で出す書類
区の蓄電池の手引き(個人住宅)では、既設の太陽光があり併設加算を申し込む場合に、追加で出す書類が決まっています。
| 追加で出す書類 | 条件 |
|---|---|
| 電力会社が発行した、売電していることを確認できる書類の写し | 発行から3か月以内 |
ポイントは3つです。1つ目は、発行元が電力会社であることです。2つ目は、売電していることが確認できる内容であることです。3つ目は、発行から3か月以内であることです。
発行から3か月以内という決まりがあるので、取り寄せる日にも注意が必要です。書類の名前や、申込時と完了報告時のどちらの段階で出すかは、取り寄せる前に区の窓口で確かめてください。なお、納税証明書など、役所等が発行する証明書類も、発行後3か月以内のものです。
反対に、既設の蓄電池があって太陽光を新たに設置し、併設加算を申し込む場合は、太陽光の手引きにより、設置状況がわかる写真などを追加で出します。
蓄電池の要件と、通常の提出書類
蓄電池の要件は、定置型であること、そして国のZEH支援事業で、SII(環境共創イニシアチブ)に補助対象機器として登録されていることです。申込時には、SIIの登録済製品一覧の該当範囲を印刷して提出します。
申込時と完了報告時の主な書類は次のとおりです(区の蓄電池の手引きより)。
| 段階 | 主な書類 |
|---|---|
| 申込時 | 事前協議書、見積書の写し、設置予定場所を示す平面図、型番のわかるカタログの写し、SII登録済製品一覧の該当範囲、設置前の現況カラー写真、納税証明書の原本(賃貸住宅などは同意書) |
| 完了報告時 | 完了報告書兼助成金交付申請書、交付請求書、振込口座がわかる書類の写し、領収書と内訳がわかる書類の写し、施工後のカラー写真、居住確認書類 |
見積書は、本体・工事費・調整額がそれぞれわかるものが必要です。平面図について、区のよくあるご質問では、機器の設置場所が分かる平面図や立面図で、手書きでもよいと案内されています。施工後の写真は、全景と、型番がわかる蓄電池ユニットの写真です。納税証明書は、課税証明書ではありません。
手続きの順番と日付:事前協議が先、工事はあと
葛飾区の案内では、原則として工事着工の4週間前までに事前協議が必要です。区から郵送される事前協議回答書が届いてから設置工事を行います。回答書の前に着工すると、対象外です。蓄電池を後付けする場合も、この順番で進めます。
| 順番 | 内容 | 目安・期限 |
|---|---|---|
| 1 | 事前協議書を申し込む | 2027年3月31日必着まで。着工の4週間前まで(原則) |
| 2 | 事前協議回答書が届く | 申込受付から3〜4週間程度 |
| 3 | 設置工事 | 回答書の到着後 |
| 4 | 完了報告・交付申請 | 工事完了後3か月以内(最終期限2027年12月28日必着) |
| 5 | 交付額確定通知書の発送 | 2026年10月1日時点の区の案内では、約2か月 |
| 6 | 助成金の支払い | 通知書の発送後4週間程度 |
回答書が届くまでの期間は、申請の内容や添付書類によっては、目安より長くなる可能性があると区は案内しています。事前協議書の提出後は、やむを得ない事情以外の申請内容の変更は、原則認められません。
申し込む前に確かめること
区の案内では、国や都の補助制度との併用も可能です。ただし、他の補助金額との合計が助成対象経費を上回る場合は、上回る額が減額されます。東京都の蓄電池助成は、2026年10月1日以降に事前申込をする場合、SIIが登録している機器に限られます。
申込者、建物の居住者、領収書の名義人、助成金の振込名義人は、同じ人である必要があります。売電を確認できる書類の名義が、申込者とどう関係するかは、区の窓口で確かめてください。区は、複数の業者から見積もりを取ることを勧めています。太陽光と蓄電池を組み合わせる全体の考え方は、太陽光+蓄電池のページにまとめています。
窓口は、葛飾区役所 環境部環境課 環境計画係(410番窓口)、電話03-5654-8228です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
SOLAR SHIFT(運営:株式会社サイプレス)は、現地調査と見積もりを無料で行っています。既設の太陽光に蓄電池を足す場合の相談はお問い合わせから、助成額の目安は補助金シミュレーターからご確認いただけます。
この記事に関するよくある質問
Q既設の太陽光に蓄電池だけ後付けしても、併設加算の5万円は対象になりますか?
葛飾区の案内では、併設加算は一方が既設の機器に併設する場合も対象です。既設の太陽光に蓄電池を併設するときは、売電を確認できる書類の写し(発行から3か月以内)を追加で出します。
Q併設加算の5万円は、太陽光と蓄電池のどちらに上乗せされますか?
区のよくあるご質問では、どちらかに上乗せするのではなく、独立して「太陽光発電システム・蓄電池併設加算」として5万円が加算されると案内されています。
補助金情報についてのご注意(2026年10月1日時点)
- 当ページの補助金・助成金の情報は 2026年10月1日 時点で各自治体・団体の公式情報を確認して掲載しています。制度は予告なく変更・終了される場合があります。
- 実際の対象可否・助成額は、住宅の条件、導入する機器、申請時期、予算の状況などにより異なります。必ず補助金が交付されることを保証するものではありません。
- 複数の制度の併用は、公式資料で確認できた範囲で記載しています。併用できる場合も、補助金の合計は助成対象経費が上限です。
- 最新情報は必ず葛飾区・東京都(クール・ネット東京)・国の公式サイトをご確認ください。
参考資料
制度・金額に関する記述は、参考資料に示した一次情報で確認したものです。記事の作り方と、公開前の確認の手順は編集方針にまとめています。
